約束!約束!
患者さんとよく指切りをする。
心配、心配。
「死んでやる!」、「薬を飲まない!」、「薬をたくさん飲んでやる!」などなど心配せてくれることばかり、言う。
そこで約束!約束!
「ごめん、余計なお世話かも知れんが、僕にも君を心配するぞ~~~!」 約束やで!
指切り!
診察室には、「心配をさせてくれる人」が多い。
2015-01-07 18:30:40 薬を飲んでいないのに薬がなくなる話
不安障害、パニック障害の方々、次第に症状が軽快してくると、クリニックを卒業しましょうということになる。
不安なときの服用するお薬も、減量を開始、毎日しっかり服用から→ 時々忘れる→ 時々飲む→ ついで「と?きど?飲む」へと変わってくる。
「お守り代わりです」と言いながら、10回分程度のお薬で、半年?1年を長持ち、でもやっぱりお薬が手元にないと、心配で来院する。
いつでも服用できるよう、ポケットにでも入れておいてください。いつでも服用できる、という安心感があると、かえって服用しないですむ。 ポケットや財布にお薬を入れていると、プチプチに入っていても、種々の圧力がかかったり、擦れたりして、粉々になってしまう。
結局飲まない間に粉になって飲めなくなる。
実質、薬をなまないのになくなってしまうのである。